多重債務者というのは複数の金融機関や貸金業者から借金をしている人ですが、一般的には本人の支払能力を越えて借入している人を多重債務者と言います。
例えば、10社の金融業者から1000万円の借金があったとしても、年収が2億円有る人は多重債務者とは言えません。
金融庁のデータによると、無担保無保証の借金が有る人は全国に約1,126万人います。
その内、延滞情報の登録が有る人は約199万人、また多重債務者は約117万人と成っています。
約82万人が既に延滞しており多重債務者予備軍と言えますね。
しかし、金融庁が把握している金融業者は、金融機関と信販会社、消費者金融会社で、一般的に町金業者と言われる一般貸金業者は把握していないのです。
そうなると、より高金利で劣悪な条件で融資を受けている人やヤミ金業者から借入している自営業者などの数は含まれていません。
多重債務者のイメージはお金にルーズで生活に計画性が無い人を想像しますが、現実の多重債務者の特徴は仕事が有ってある程度の収入が有り、生真面目な性格の人が多いようなのです。
また最近は、若いビジネスマンや学生がクレジットカードでショッピングや飲食のし過ぎなどで借金を増やしていく傾向があるようです。
借金をきちんと返済中でなければ次の借入は出来ませんから、延滞を繰り返す様な人は新たな借入は出来ません。
また、妻帯者であることと職場で主任や課長などのある程度の地位に付いている人が、自分の立場上、妻や回りの人間に借金が有ることを秘密にしてしまうからです。
苦しくてもキチンと返済を継続する人が多重債務者になりやすいと言う事です。